05.カスタマーハラスメント基本方針

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1.はじめに

当社の社名はハワイ語に由来しており、「自分自身も含めた“私たち”で会社をつくっていく」という理念のもとに名付けられました。
私たちは、AI・IoT・ICTなど先端技術を活用したシステム開発を通じて、業務効率化を支援するものづくりに取り組んでいます。企業・個人事業主を問わず、お客様の声に真摯に耳を傾け、期待を超えるサービスの提供を目指しています。
また、お客様からのご意見やご要望は、当社サービスの改善と品質向上に欠かせない貴重な財産であると考えております。
一方で、ごく一部のお客様による、従業員の人格を否定するような暴言・脅迫・暴力などの行為は、社会通念上著しく不当であり、従業員の尊厳を傷つける深刻な問題です。
そのような行為は、従業員の就業環境を悪化させるだけでなく、安全・安心なサービスの提供にも支障をきたすおそれがあります。
当社では、従業員が安全かつ安心して働ける環境を整えることが、結果的にお客様とのより良い関係構築にもつながると考えています。
そのための取り組みの一環として、「カスタマーハラスメントに対する基本方針」を定め、すべての関係者にとって健全な関係性の維持を目指しています。

2.当社におけるカスタマーハラスメントの定義

当社では、カスタマーハラスメントを「お客様による、従業員の就業環境を著しく害する迷惑行為」と定義しています。
これは従業員の心身の安全を脅かす深刻な問題であり、当社としても見過ごすことのできない行為です。
具体的には、以下のような行為が該当します(※以下は例示であり、これに限るものではありません)。

  • 身体的な暴力
  • 暴言、侮辱、誹謗中傷
  • 威嚇や脅迫行為
  • 従業員の人格を否定する言動や差別的な発言
  • 土下座など、過度に屈辱的な行為の強要
  • 必要性を欠いた長時間の拘束
  • 社会通念上、過剰とされる対応の強要
  • 合理性を欠く不当な要求
  • 会社や従業員の信用を損なう情報や個人情報をSNS等に投稿する行為
  • セクシャルハラスメント、SOGIハラスメント(※)、その他ハラスメントやつきまとい行為
    ※SOGI(ソジ)とは、性的指向(Sexual Orientation)および性自認(Gender Identity)を意味する言葉です。

3.カスタマーハラスメントへの対応(社内)

  • カスタマーハラスメントを受けた場合、従業員のケアを最優先します。
  • 従業員に対して、カスタマーハラスメントに関する知識・対処方法の研修を行います。
  • カスタマーハラスメントに関する相談窓口の設置や警察・弁護士等の連携など体制を整備します。

4.カスタマーハラスメントへの対応(社外)

  • 問題解決に当たっては、合理的かつ理性的な話し合いを行いますが、当社でカスタマーハラスメントに該当すると判断した場合、対応を打ち切り、以降のサービスの提供をお断りする場合があります。
  • さらに、悪質と判断した場合、警察や外部の専門家(弁護士等)と連携の上、毅然と対応します。

5. 録音・記録について


顧客応対品質向上とカスハラ防止のため、当社では以下の通り録音・記録を行います。

  • 電話の通話録音機器を活用し、問い合わせ・クレーム対応の通話を録音する場合があります。
  • 録音した記録の利用範囲は、トラブル確認・再発防止・必要に応じた公的機関(警察等)または顧問専門家への相談に限定します。
  • 録音データ・関連記録は、取得日から原則6か月以内に削除または適切に処理します(法的保全が必要な場合を除く)。

以上
2025年7月1日制定